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ご挨拶

 さあ、2021年が始まりましたね! 当研究室も、引き続き非常に多くの方々から研究に対するご理解とご支援を頂戴できたおかげで、無事に新しい年を迎えることができました。そのような支えがあってこそ研究活動は可能になるもので、温かなご教導に深くお礼申し上げます。

 

 2020年はみなさまにとってどんな1年だったでしょうか。掲げた目標を多く達成できた年であればと願っております。その一方で昨年は、なんと言っても新型コロナウイルスの感染拡大が大きく世界を揺るがした年でもありました。昨年ご挨拶を認めていた段階では、ここまで影響が顕著になるとは予想しておらず、経験したことのない事態に戸惑いも大きくなっていきました。次第に当研究室にも影響が及ぶようになり、密を避けるために一日を3つの時間帯に分けて研究活動を実施する活動方針の策定や、研究に必要な資材の調達の遅れなど、さまざまな制約が生じてしまいました。

 そんな中でも、当研究室では各メンバーがそれぞれのできること・なすべきことを自身で考えて行動に移すことができました。このように各々のメンバーが自主性を育むことができたのは、今回の想定外の事態における前向きな点だったと思います。当面この感染拡大の影響は続いてしまうと思いますが、我々としては引き続き気を引き締めて研究活動に邁進していく所存です。

 「がんを制御可能な病気に」との思いから発足した当研究室も3年目に突入し、新しいメンバーも加入して一層充実した研究体制が整ってきました。総勢12名を数えるまでになり、今年も志を同じくする仲間がさらに加入する予定で、嬉しい悲鳴を上げております。昨年は研究室から初めての総説論文を発表したほか、研究室のシンボルを制定するなど、多くの素晴らしい出来事があり一同大変喜んだのですが、今年も研究成果を一層発信していけるよう、全メンバーが一丸となって努力して参ります。引き続き温かいご支援を頂戴できますと大変ありがたく存じます。がんの発生機序の解明や治療法開発に興味のある方、また研究室をちょっと覗いてみたい方、予備知識の有無は関係なく、ぜひ気軽にご連絡をいただけますと幸いです。私をはじめとする話好きのメンバーがいつでもお供いたします!

 最後になりましたが、今年もみなさまにとって実り多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。私個人としても、研究はもちろんのこと、コーヒー道・ランニング道・子育て道などいろいろな趣味を楽しみ、充実した年を作り上げていくことを大変楽しみにしております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2022年2月
園下 将大


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